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コロナ禍と手話

新型コロナ流行の終息はまだだが、ようやく緊急事態宣言が解除され、
今まで止まっていた社会活動が少しづつだけど再開され始めている。
私の、手話歌の仕事も同じで、ようやく講座が再開できる。

だが、しかし。
手話歌の特性上、指導する上でオンラインは非常に難しい。
私の相方もオンラインを試したが非常に苦戦中。

また、手話という言語は手の形や動きだけではなく、表情や視線などあらゆる身体動作が含まれる。
これ…マスクつけると非常に通じにくい。

普段から慣れているはずの私と相方との間でもズレや誤解が頻発する。

そういう訳で、こういう手を。

これは対面で手話を使えるように透明なパーティションにしたもの。
ソーシャルディスタンスを保ちつつ飛沫感染を防止する策。
動きも表情も見せることは出来るのだが持ち運びが大変
マンツーマンならまだ良いだろうというアイテム。


手話歌講座において口が見えない、表情が分かりづらいのは困ると方法を思案していたら
これを頂いた。
ポリカーボネートと思われる透明なプラスチック製の板を帽子のつばにつける(3箇所)
帽子の形によってはカーブがきつくなりジェットヘルメットのバイザーみたいになる。
この写真は私の帽子(ベースボールキャップ型)に取り付けてみたもの。
写真を見てもわかると思うが、手話での「難しい」という表現がこのシールドに当たって頬に触れることが出来ない。
もっと言うなら手話歌をやる時に耳元で雑音が起きたり、照明の加減で見えない。


相方の現場の方ではこちらを試しているようだ。
メガネに装着するタイプだな。

少々形は違うようだがマスクはマスクでも口元を透明なシールドでカバーするもの。
こちらはだいぶ、コンパクトになり頬なども触れることが出来るものを全国の手話通訳者などに配布しているようだ。

この2つは写真がとれなかったのでアマゾンから引っ張ってきた。
写真をクリックされるとアマゾンの商品ページに飛びます。m(_ _)m

さておき、政府などの発表に関連して「手話通訳者が隣りにいる!!!マスクしてない!!!」という声があった。
今はフェイスシールドや透明マスク等で対応しているが…
それだけ手話というものは表情などが非常に大切だということがテレビを通して知った人も多いと思う。

これで、「ああ、聴こえない人のためにはこれが要るんだな」と思ってはいけない。

中高生は英語を学ぶだろう?
もっと言うなら高校では学校にもよるが、中国語、韓国語などを教えることもある。
大学だとフランス語などの外国語大学でなくとも学ぶものがある。

この時に、発音のコツみたいなのを口を見せて教える場合があるのだ。
例えば「V」…ヴィであってブイと発音すると通じない。
その微妙な発音の違いは口も見る必要がある。
相方が行っているところのように既に使い始めている学校がある。

また、音楽の授業にまでこちらの方が…という声もあるようだ。

私もこの話を相方に聞いてちょっと驚いたが、よく考えればその通りだ。

マスクをした状態で歌を歌うなんて…しんどすぎる。
実は手話歌もそうなのだ。

5分ほどの曲を体を使って表現する。これを何度も繰り返す。
たったそれだけの時間なのに「さ、酸素…」と思うほどに息苦しい。
まるで低気圧低酸素トレーニング(高地トレーニング)やっているみたい。

コロナ禍の影響で手話関係者や学習者をはじめ、多くの方が想像以上の困難さを感じたんではないだろうか。
もちろん私もです。

とりあえず色々工夫してやれているので無理のないように頑張っていこうと思います!!!

nightfox-hq | comments(0) | - | pookmark | category:聴覚障害関連
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