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音の最大はどうなるか?

私、最近は超真面目な実名でやり取りをする「Yahoo知恵袋」的な場所にて
幾つかの聴覚障害者や手話に関する質問に答えたりしていました。

なかなか…興味深い質問をリクエストされました。
もし耳の聞こえない人が世界で一番大きな音のそばで立っていたとしたら、
その人の耳はダメージを受けますか、それとも何の影響もありませんか?


今まで講演などで聴こえに関して話させていただきましたが、この手の質問は初めてです。
そこで、考えに考えて、経験から感じたことを書かせて頂きました。

補聴器を外した状態では手帳記載で-105dBであるので、
ガード下(約100dB)のようなやかましいところでも割と「音量」的には平気。
ちょっと耐え難いのは「音圧」というか「振動」です。

純粋な音量ですと「最大爆音」だとか書かれてたエアホーンを耳元で鳴らされた時でしょうか。
あれは、脳みそに突き刺さるような音でしばらくは耳が馬鹿になったようで
ずっと「キーン」と鳴っていたように思います。
これはダメージを受けたといってもいいのでしょうね。

私の講演で使っている騒音の表でも120dB辺りは機能限界とされています。

ところが外国の方の秀逸な回答がありまして大音量の怖さをわかりやすく説明しているのがありました。
良い機会ですので翻訳をこちらに載せます。

Rob Youngさんの回答(原文は英語)


もし耳の聞こえない人が世界で最も大きな音のそばに立っていたら、他の人と同じように死んでしまいます。
今、俺「死ぬ」って言った?ちなみに「死ぬ」とは粉々になるという意味です。

有史以来最も大きな音は1883年のクラカタウ火山の噴火により発生しました。
それにより310dBに相当する音が出たと推定されています。

 


その音はとても大きくて、なんと4時間後には3100マイル離れた場所から聞こえるほどでした。
まるでニューヨークでカリフォルニアで起こった音を聞いたような感じです。

そして、それは世界中で36,000人以上が死亡した直接の原因でもあります。

その音は何百隻もの船を破壊し、何千人もの人々を殺した巨大な津波も引き起こしました。

 


それは地球を冷やし、5年間天候に影響を与えました。

その事を大局的に見てみましょう。

爆音を記録できる最も近い場所は100マイル(160Km)離れた場所で、音は170デシベルで測定されます。
そのレベルでは、ダイナマイトが面前で爆発しているように聞こえます。


190dBでは、音波は衝撃波になります。
永久的に難聴になったり、鼓膜が破れて耳が聞こえなくなったりすることがあります。

202dBではその衝撃で死ぬ可能性があります。

235dBは31,624トンのTNT爆弾の爆発をまともにくらう威力に相当します。

248dBは広島と長崎に落とされた原爆の音に相当します。


286dBはセント・ヘレンズ山が1980年の噴火で発した音に相当します。

クラカタウ山の噴火の音はなんと310dB。
以下は、それを聞いた後のあなたの描写です。




…如何でしょうか?
あまりにもわかりやすく、音の怖さがよくわかる説明ですね。
そうなのです。音は空気を震わせるからこそ聴こえるのですが、
あまりにも大きいと衝撃波(ソニックブーム)を起こします。

また、あまり知られていないのですが、水中では音は空気中(秒速約340m)に対し4から5倍(秒速約1,500m)
なので、最大の声量を持つマッコウクジラのクリック音(236dB)では周囲の魚は気絶したり、
近くに居たダイバーが4時間腕がしびれっぱなし…というような事例があります。
日本列島の端と端で会話をするような生き物ですよこれって(汗)

なお地上生物で最大音声は象のなんですが、これでもマッコウクジラの50万分の1
人間の絶叫は70dBといわれています。

知れば知るほど奥の深い音の世界。
みなさんも知らなかった秘密がまだまだあるかも知れません。

 

nightfox-hq | comments(0) | - | pookmark | category:聴覚障害関連
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