スポンサードリンク

Home >> 聴覚障害関連 >> 補聴器と集音器
Page: 1/9 >>

補聴器と集音器

前回の記事で、補聴器に関する話を書いた。
テレビショッピングみたいなので補聴器みたいなのを見たことある人も居るかも知れない。
あまり、この手のモノに関しては普通の人には違いがわからないというのが現実だろう。

いわゆる集音器はマイク→アンプ→イヤホーンとなっており、
拡声器と変わらない。
要は音を大きくするだけ。

補聴器ですらないのです。

補聴器に関しては下の写真を見て欲しい。
本当に聞こえづらいなと思ったとき「年だからしゃーないかな」というのもダメ。
だんだん人と会話するのが億劫になって気がついたら認知症一直線。
これはほんまの話。

正しい補聴器を選び、正しく着用して変わらず豊かな生活を送ってほしい。
そのためには補聴器の専門店に行っていただきたい。

メガネ屋でも売ってたりするけど、やはり、専門は専門の人に見ていただくほうが良い。
ちゃんとしたところなら補聴器の専門資格を持っている人が居る。

年齢関係なく気になったら早めに相談を。
耳は大事。


 

nightfox-hq | comments(0) | - | pookmark | category:聴覚障害関連
Home >> 聴覚障害関連 >> ある興味深き質問に対する私の回答

ある興味深き質問に対する私の回答

Q:手話で「独り言」をいうことってあるんでしょうか? 

A:面白い質問ですね!!!
ちょうど、私と相方は同じ聴覚障害者ですが育ちが違います。
私は5歳頃聞こえなくなり、手話に出会ったのは小学校5年ですが、
今のように手話で当たり前に会話するのはもう少し後の高校生から。
(家族は全員健聴者です)

相方はデフファミリーで、生まれつきなのかどうかはわからないが、
ずっと手話で会話するのが当たり前の環境にいました。

ある日のこと、私は遅くに帰宅し、相方はもう寝ておりました。
寝に行こうとして布団に入ったところ、相方がいきなり「手話」で何か言ってきます。
起きてるのかと思ったら…しっかり寝ている。

私は「おお、手話で寝言言うってあるんや」と翌朝相方に言いました。

すると相方いわく、「あなたも寝言言うよ、喋りと時々手話でね」と返してきました。

よくよく聞いてみると夢の中での相手が健聴者だったんじゃないかな?と思うときってめっちゃ喋りで寝言言ってるらしい。

手話が出る時は恐らく夢の中の相手がろう者じゃないか?と思うんだそう。

不思議だ…と思って私の親に聞いてみました。
高校生になるかくらいの年では私は完全に声だけで寝言を言っていたらしいです。

と、いうことは…と暫く相方を観察してみました。
最近は相方も健聴者の方々との時間も増えて声を出すことがあるので。

あれま、びっくり。私の場合は喋りの率が多くて、相方は手話率が高い。

何かモゴモゴ言ってるときがあるので気になるんですが、
残念ながら私には聴こえなくて何言ってるかわかりませんが、
どうやら何か説明してる?(笑)

ふむ、それならばと飲み友達の日本在住のアメリカ人(健聴者)に尋ねました。
彼は日本語は大阪弁バリバリな方なんですが寝言で英語…。
もちろんたまに大阪弁で寝言することもあると言われたそう。
アメリカに里帰りした時は家族に日本語の寝言聞かれて驚かれたとか。

恐らく、持っている言葉のベースが基本になっているようですね。

まさかの話がここで質問に出ることもびっくり。

まとめますと…
私=音声(日本語)で寝言多し、手話たまに。
相方=手話での寝言多し、たまに音声(日本語)
アメリカ人の友人=音声(英語)での寝言多し、たまに音声(日本語)

もしかすると、私のアメリカ在住時代、よーく観察していると、
アメリカ人の友人(ろう者)はASL(アメリカ手話)で寝言言うんだろうか?
たまに音声(英語)もあるんだろうか?

その時の私は音声(日本語)が恐らくメインかと思うけども、
手話(日本)、手話(ASL)もあったのだろうか? 今となっては謎ですが(笑)
独り言というよりは寝言ですが思い出してしまったので書いておきますね。

 

nightfox-hq | comments(0) | - | pookmark | category:聴覚障害関連
Home >> 聴覚障害関連 >> 専門用語とは?

専門用語とは?

表題の通り、専門的な用語というかそれを手話にする難しさについて書きます。
私はどちらかというと非常に器用貧乏でございます。
色々な分野の仕事を経験してきました。

業種によって同じ業種間であればほぼ共通のサインがございます。

恐らく手話歌制作者としての仕事よりも長い時間経験してきた土木・水道工事、舗装工事などのガテン系ですと
機械の名前が一般の方にはわからないものも多いですね。
ダンプや削岩機(ハクリと呼んでいます)などは一般の方も見ればわかるようなものでしょう。
ですが、ユンボ(小型・中型掘削機械)と重機(バックホーなど)とは同じショベルカーではありますが
重機は大量の土砂などを掘っていけるのですが細かな動きは苦手とします。
これに対してユンボは大量の土砂掘削は重機に負けますが非常に細かく掘っていけます。
穴を掘って管を組んでいくという部分は人力に頼るところも大きいのですが、
掘削した部分の埋戻しの時はランマーやプレートといった突固めをする機械を使います。
何じゃそりゃ、となるのはそういう業界を知らないからなのですね。

庭師をやっていたときは左官の技術や塀の積み上げ、塗装などが必要でした。
クレーンを使っての庭石の配置や木の植込みもやります。
多かった道具は狭いところも多かったのでハクリを多く使っていました。

また、ディスクグラインダーやブロックカッター等の工具も多く使いましたね。

舗装道路のアスファルトを切るロードカッターというものもあります。
土木等の工事にはこういった特殊工具は普通に使います。

大型機械ですとロードローラーや舗装素材散布機などもございます。

上記が土木系でほぼ見かけるシロモノです。

産業廃棄物(特定家電)である場合は、「マニフェストシール」といういわゆる「リサイクル券」の発行もありますし、
積み込みと中間集積所などがございますね。
回収品をただ集めて持っていくだけではなく、メーカーごとに値段が違うこともありますし、
モノによっては同種のものを集めて売ります。

再資源化という言い方をするところもありますね。
銅、アルミ、鉄(鋼鉄、鋳鉄含む)など

運送系だと発注書、納品書、請求書、運行予定表といった書類から、
運行前点検から数量チェック、積み下ろし、待機場所…
それぞれに専門用語が飛び交いました。

上記は私が経験した仕事のほんの一部ですが、ありとあらゆる業界には専門用語や専門工具などあります。
そして、その多くは健常者でも普通に使う「ワークサイン」として使っているものもあります。

聴覚障害者が仕事をするに当たって、こういった専門用語を覚えるのはもとより、
それによるサインを覚えて仕事をします。
これは健常者でも同じですね。

何故か警官でもないのに「マル秘」「ホシ」「ガイシャ」「パケ」だとかそういった言葉を知っている方々も居ますが
これはテレビの影響(笑)

さておき、基本としてそういった専門用語にサインがあり、明確にそれと特定できる場合は比較的スムーズ
しかし、サインもない状態ですと手話化を図らないと通じない。

手話通訳者が同業者だと話が早いのですが、そういう例は非常に少ないので
外部の手話通訳者さんを呼ぶことになったとき通訳者さん自身が「意味がわからない」ことになります。
日常のお仕事の場合は同業者同士での会話ですから専門用語に関してはなんとかなるにしても
逆に「モノ」はわかっても「どうしてほしいのか?」が伝わらないというケースも。

私の趣味の方ではかつてメンバーが20人規模の「走り屋チーム」“自由騎兵”というバイクチームがありました。
バイクのあらゆる部品の多くをメンバー間だけで通じる手話として生み出し、
メンバーの関係者や友人などを通して広がっていくという稀有なケースも有りました。

フロントフォークとリヤサスペンション…どちらもバネとオイルによる緩衝装置ではありますが
手話は明確に違います。
タイヤとホイールは車だと割とワンセットと見なす場合が多いですが、
それも分けて表現します。
バイクならではのギアチェンジと車のマニュアルギアチェンジは動作が違う。
もちろん手話としても違います。 バイク乗りで車も公道レーサー(懐かしい響きだ)に移行する人もいるので
車ならではの手話表現がまた生まれます。
私の年代が走り屋ブーム全盛期だったので手話が爆発的に増えたのはその辺りかもしれません。
それ以前にもそういう趣味の人が居たはずですがあまり見かけませんでした。
そして今だと走り屋ブームも終焉し、どちらかというと「日常の足」的な部分が大きくなり
もっと言うなら免許は持ってるけどペーパーという人も多くなっています。(実車を所持していない)
なので、新しい手話もなかなか生まれていません。
そのせいか、ハイブリッドなどの「一般的な人々が見聞きするであろう言葉」の手話だけに縮小されている気がします。

ここまで書いてきて“職業レベル”の専門用語や趣味などにおける専門用語を通訳することの難しさを
自分自身が痛感してしまいました(汗)

皆さんのお仕事や趣味に関しても同様のケースがきっとあるはずです。
一度考えてみませんか?

 

nightfox-hq | comments(0) | - | pookmark | category:聴覚障害関連